新太田タクシー株式会社様
岐阜県美濃加茂市
岐阜県美濃加茂市のコミュニティバス”あい愛バス”の運行を行っています。 現在は9路線でモークルが導入されています。 モークル導入の経緯、導入後の変化についてお話をうかがいました。
- モークル導入前にはどの様な問題点がありましたか?
- 遅延の際、お客様からバスの運行状況の問合せがあると、ドライバーに無線で現在地を聞 いて返事をするため、ワンクッションありました。
また、忘れ物の問い合わせがあったため、運行中のバスを探しに行ったこともありました。
- モークルのことはどこで知りましたか?
- 岐阜県庁で行われた、自治体向けの交通会議でモークルが紹介されていました。
LINEを利用するので、スマホを持っている人みんなが使えると思いました。
この当時、利用者からの問い合わせの対応が大変だったので、自社でバスの動態管理ができ、利用者に位置情報を提供できるシステムを探していました。
- モークル採用を社内で提案するのに、どのように提案しましたか?
- 電話業務の負担が減り、利用者にとって便利さがあるということと、ランニングコストが安いので、コスト的にメリットがあると説明しました。
- 実際にモークル採用後にどの様な変化がありましたか?
- ・バスに関する問い合わせの電話が減り、対応する仕事量が減りました。
今は、高齢者の方がたまに電話をかけてくるぐらいです。
バスの利用者以外に、学生を駅に迎えに来る保護者にも利用されています。
・大きな事故はありません。
狭い路地の様なところを通ることもあるので、急停車が起こるのは仕方ないのですが、急発進はドライバーが故意にやること。急発進は車内での転倒事故につながるので注意しています。
・ドライブレコーダーの映像を、SDカードを抜かずに、パソコンで見られるのがいいです。画像をドライバーと共有して、安全運転教育に利用しています。
また、運行管理システムから出てくる、イベントの回数や点数は、ドライバーへの注意と人事考課に使っています。ドライバーの意識が変わってきています。
・手軽さの割に費用が安く、費用対効果が高いと思います。
・モークルの登録は、バス車内にQRコードを書いた紙を置いて案内しています。
美濃加茂市も、住民向けに公民館などで「おしゃべり喫茶」という意見を聞く場を設けていて、そこでモークルの使い方などを説明しています。