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送迎バスとシャトルバスの違いとは?高まる需要とそれを取り巻く現状を解説

お役立ち情報 コミュニティバス

2023/03/10

利用者を乗せて目的地まで運行するバスにはいくつか種類があります。その中でも、イベントや旅行に出かけた際に「送迎バス」や「シャトルバス」を利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
この「送迎バス」と「シャトルバス」は、乗客を目的地まで運ぶという役割は同じですが、さまざまな違いもあります。
今回の記事では、送迎バスとシャトルバスの違い、送迎バスとシャトルバスの需要が高まりを見せている背景、バスの満足度向上につながる位置情報システムなども紹介していきます。

 

送迎バスとシャトルバスの違いとは?

まずは、送迎バスとシャトルバスの違いをしっかりと理解しておきましょう。
どちらも目的地まで乗客を運ぶバスという運行の目的は同じですが、運行頻度や利用客、運行ルートなどにさまざまな違いがあります。

施設利用者を送り届ける「送迎バス」

「送迎バス」とは、主に保育園や旅館、レストランなどの施設が運行しており、利用者の送迎のために使われるバスです。
車体に施設名が大きくプリントされているものも多く、一目見ればどこが運行しているバスなのかわかるようになっています。
送迎バスの特徴は、利用するのが不特定多数ではなく、施設利用者に限定されること。あらかじめ定められた乗車地から目的地までの最短ルートを運行し、事前に申し込みのあった利用者を乗車させます。
乗客が決まっており、一般の利用者は乗ることができないため、少人数でも運行しているのも特徴です。中にはバスのような大型車両ではなく、普通自動車免許で運転できるサイズの送迎バスもあります。

乗客を効率的に運ぶ「シャトルバス」

一方、シャトルバスとはイベント会場や観光地・空港などまで、効率的に乗客を運ぶために短い距離を往復運行するバスのことを指します。
往復するバスの様子が、「shuttle(シャトル)」と呼ばれる織機の「杼(ひ)」に似ていることから「シャトルバス」と呼ばれるようになりました。織機の「杼(ひ)」とは、端から糸を引き出しながら縦糸の間を左右にくぐらせる、織機の付属用具の1つ。杼が行ったり来たりするように、「シャトルバス」も複数の地点を繰り返し往復して運行します。
不特定多数の方が利用できること、イベント用のシャトルバスは臨時的に運行され、常時運行はしていないのが特徴です。
一度に多くの乗客を運ぶことを目的としているため、シャトルバスの車両には大型バスが多く使用されています。

 

送迎バスやシャトルバスの需要が高まっている

今、送迎バスやシャトルバスのニーズは増加傾向にあります。
その理由として挙げられるのは、車社会が進む一方、過疎化・高齢化などの影響で鉄道や路線バスの減便・廃線が続いていることです。
高齢者の運転免許返納も増加しており、交通手段を持たない住民が移動手段を確保することは、日常生活を支えるために早急に取り組むべき社会問題となっています。
交通空白地帯で、特にスーパーや病院などへの移動手段として重宝されているのが送迎バスやシャトルバスです。
大きな病院では、利用者の多くが高齢者ということもあり送迎バスを運行している施設が多く、通院負担を軽減でき無くてはならない交通手段となっています。

また、最近では郊外に大きなショッピングモールが多く開業されています。車を持っている利用者には便利な商業施設ですが、自力での移動手段を持たない方にとっては、遠くて利用しづらい状況です。
そこで高齢者や車を持たない方にも利用してもらうために、各店舗では無料の送迎バスや主要な駅からのシャトルバスが運行されています。
こうした取り組みは集客アップにもつながるため、商業施設側にもニーズの高いサービスとなっており、遠方からの利用客だけでなく近隣の買い物に苦労する高齢者にも喜ばれています。
地元のバス会社と協力して送迎バスを運行する施設もあり、送迎バスやシャトルバスサービスの継続のためには、地域で支え合い、コスト負担を軽減して支援していくことも重要だと言えるでしょう。

「モークル」は満足度向上につながるバスの位置情報通知システム

公共交通が衰退したエリアでニーズが増加している送迎バスやシャトルバスですが、バス利用者の満足度をさらに高められるのが、位置情報LINE通知システム「MOQUL(モークル)」です。
幼稚園・保育園のほか、自動車学校、介護福祉施設、地域のコミュニティバス・社員送迎バスなど、様々な施設で利用され、導入件数も増加しています。
「MOQUL(モークル)」は、専用のアプリなどをインストールする必要がなく、多くの方が利用しているLINEを使用するのが大きな特徴。15秒毎の更新で、バスの現在位置を正確に知ることができ、利用者が知りたいタイミングで問い合わせた時だけ通知を受け取ることが可能です。
病院の診察や買い物に出かけようという時に、「バスがいつ来るのかわからない」という状態では、利用者の不安やイライラが増してしまいます。あとどれくらいでバスが到着するのかをリアルタイムで知ることができれば、診察時間に間に合わないかもしれないという不安も解消され、余裕を持って買い物ができ、待ち時間も有効活用できて利用者満足度の向上につながるでしょう。
利用者ニーズに応えることで、送迎バスやシャトルバスをさらに多くの方に利用してもらえることも期待できます。
コミュニティバスを使った買い物送迎サービスを充実させ、利用者満足度をアップさせることのできる位置情報LINE通知システム「MOQUL(モークル)」。
送迎バスやシャトルバスの運行開始と合わせて、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

「MOQUL(モークル)」について詳しくはこちら
https://moqul.net/

 

まとめ

  • 施設利用者を送り届ける「送迎バス」に対し、乗客を効率的に運ぶことを目的としているのが「シャトルバス」
  • 過疎化や高齢化などの影響で送迎バスやシャトルバスの需要が高まっている
  • 「モークル」を活用することで、送迎バスやシャトルバスの満足度向上につなげられる
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