外国人材の採用と社員送迎バス【社員送迎バス活用シリーズ第6回】
従業員の送迎バス
2026/09/28 (更新日:2026/09/05)

【連載シリーズ 第6回/全8回】社員送迎バス活用シリーズ
第1回はこちら:社員送迎バスとは?導入メリットと運転手不足時代の確保のポイント
第2回はこちら:社員送迎バスのよくある不満、現場の改善ポイント
第3回はこちら:運転手不足時代の社員送迎バス、自社雇用かドライバー派遣か
第4回はこちら:社員送迎バスに必要な免許・法令をおさらい
第5回はこちら:通勤手当と送迎バス、コストはどちらが安い?比較のシミュレーション
今回は、人手不足を背景に採用が広がっている外国人材と、社員送迎バスの相性について取り上げます。
過去最多を更新し続ける外国人労働者数
厚生労働省の発表によると、2025年10月末時点の外国人労働者数は257万1,037人となり、集計を開始した2008年以降で初めて250万人を超えました。3年連続で前年比10%を超える伸びが続いています。
産業別では製造業が全体の約4分の1を占め最も多く、技能実習・特定技能の人材が、ライン作業や品質検査など幅広い工程を支えています。工場をはじめとする現場の人手不足において、外国人材はすでに欠かせない存在になりつつあります。
通勤という「言葉の壁」
外国人材の採用が進む一方で、見落とされがちなのが「通勤」という日常の場面です。公共交通機関の乗り換え案内や、遅延情報の表示は日本語が中心であることが多く、来日して間もない従業員にとっては、通勤そのものが負担になることがあります。
社員送迎バスは、決まった停留所から決まった場所まで運行するため、複雑な乗り換えを覚える必要がありません。この点は、日本語に不慣れな従業員にとって大きな安心材料になります。
位置情報通知との組み合わせ
ただし、送迎バスを導入しても、「バスが今どこにいるのか分からない」という不安は残ります。ここで役立つのが、位置情報通知システムです。
「モークル」はLINEをベースにした仕組みのため、専用アプリの言語設定や操作方法を新たに覚える必要がありません。すでに使い慣れているLINEの中で、「今どこ?」ボタンをタップするだけという直感的な操作は、言語を問わず伝わりやすいという特徴があります。文字による説明が難しい場面でも、地図上でバスの位置を確認できるという視覚的な分かりやすさも、多国籍な職場では強みになります。
受け入れ体制の一部としての送迎バス
外国人材の受け入れにあたっては、住居や生活支援など様々な準備が必要になりますが、通勤手段の確保もその一つです。特に、公共交通機関の便が限られる郊外の工場や物流拠点では、社員送迎バスの有無が、採用の可否や定着率に影響することも考えられます。
次回は、24時間稼働する工場・物流拠点など、シフト制で働く従業員の送迎における運用ポイントを見ていきます。
よくある質問
Q. 外国人労働者数は、現在どれくらいいますか?
厚生労働省の発表によると、2025年10月末時点で257万1,037人となり、過去最多を更新しています。産業別では製造業が最も多く、全体の約4分の1を占めています。
Q. なぜ社員送迎バスが外国人材の受け入れに役立つのですか?
決まった停留所から決まった場所まで運行するため、複雑な乗り換えを覚える必要がありません。日本語に不慣れな従業員にとって、通勤の負担を軽減できます。
Q. LINEベースの位置情報通知は、外国語対応が必要ですか?
「今どこ?」ボタンをタップして地図で確認するというシンプルな操作のため、言語の壁を感じにくい仕組みになっています。すでにLINEを利用している方であれば、新たな操作を覚える必要もありません。
まとめ
- 外国人労働者数は257万人を超え、過去最多を更新し続けている
- 製造業を中心に、外国人材はすでに現場の人手不足を支える存在になっている
- 通勤の複雑さは、外国人材にとって見落とされがちな負担の一つ
- 社員送迎バスと、言語を問わず使いやすい位置情報通知の組み合わせが、通勤の不安解消に役立つ
参考資料
厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ(令和7年10月末時点)」(2026年1月30日公表)
この連載の記事一覧
- 第1回:社員送迎バスとは?導入メリットと運転手不足時代の確保のポイント
- 第3回:運転手不足時代の社員送迎バス、自社雇用かドライバー派遣か
- 第4回:社員送迎バスに必要な免許・法令をおさらい
- 第5回:通勤手当と送迎バス、コストはどちらが安い?比較のシミュレーション
- 第6回:外国人材の採用と社員送迎バス(この記事)
- 第7回:24時間稼働する工場・物流拠点の送迎、シフト制企業の運用ポイント(近日公開)
- 第8回:社員送迎バス、導入から運用開始までの流れ(近日公開)





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