送迎バスの運転に必要な免許とは?第一種・第二種の違いと年齢制限、車両規模別に解説
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2021/12/24 (更新日:2026/09/16)

さまざまな施設で送迎バスの需要が増加していますが、実際に送迎サービスを導入する場合に、ドライバーに必要な免許についてご存じでしょうか?
今回の記事では、送迎バスを運転するために必要な免許と第一種免許と第二種免許の違い、バスの規模によって必要な免許が異なること、さらに運転手の年齢制限についてもご紹介します。
送迎バスの需要が高まっている!
近年、ますます送迎バスの需要は高まっています。
高齢化が進み、移動手段を持たない高齢者が増えていることや、過疎化の影響で公共機関が廃止される傾向にあることが大きな理由です。
また、コロナ禍で通勤時の安全を確保するために、送迎バスの導入をスタートする企業も増えています。
必要とされているのは、病院や介護施設だけではありません。保育園や幼稚園、塾などの各種スクール、商業施設や宿泊施設、結婚式場への送迎などでも送迎バスの需要があります。
競合との差別化をはかるため、多方面にわたる施設で送迎バスの導入が進められ、それに伴い、送迎バスの運転手のニーズも高まっています。
送迎バス・送迎車を運転するために必要な免許は?
では、実際に送迎バスや送迎車のサービスを導入する際、運転手にはどのような免許が必要なのでしょうか?
お客様を乗せて運転するためには、一般的に第二種免許が必要だと言われています。
しかし、自施設や自社の従業員が送迎バスを運転する場合には、第二種免許は必要ありません。
第二種免許が必要なのは「営業ナンバーの車で旅客事業を行う」場合です。
つまり、他社の物品もしくは人を運搬する業務を行う際には、第二種免許が必要になるということです。
幼稚園や保育園、デイサービスなどの送迎バスは、基本的に自家用で運賃も発生しないことがほとんどなので、自家用車を運転するための第一種免許を取得していれば運転可能です。
ただし、施設側がバス会社にドライバーの派遣を依頼したり、バス会社のドライバーが運転したりする場合には、業務委託のために料金が発生していますので、この場合には第二種免許が必要になります。
第一種免許と第二種免許の違い
ここで改めて、「第一種免許」と「第二種免許」の違いについて解説しておきましょう。
第一種免許
第一種免許は「車両の運転」を目的とした免許です。
具体的には、自家用車や社用車などを運転する際に必要となります。
第二種免許
第二種免許は「旅客自動車」を使い、「旅客輸送」をするための免許です。
お客様を乗せて安全に運転ができることを目的としているため、そのための知識を得た方のみが習得できる免許となります。
具体的には、タクシーや路線バスなど、移動のためのサービスを提供し収益を得ている車両を運転する際に必要となります。
施設送迎バスの運転に第二種免許は不要
「第一種免許」と「第二種免許」の違いをふまえて、施設送迎バスの運転が第一種免許で可能な理由を、道路交通法で確認してみましょう。
※道路交通法より引用
重要なのは「旅客自動車であるものを旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で運転しようとする者」という部分。これはお客様の運送を目的に、料金を頂いている人という意味になります。
幼稚園や保育園、介護施設などの場合は、子供の保育や介護などのサービスの提供が一番の目的で、送迎バスはそのサービスを提供するための手段です。
タクシーや路線バスと異なり、移動自体が目的ではなく、送迎料金も発生しないため、第二種免許は不要なのです。
送迎バスの運転手に年齢制限はある?
免許の種類とあわせて気になるのが、運転手の年齢についてです。「うちのスタッフは60代だけど運転して大丈夫?」「定年後の再雇用スタッフに任せてもいい?」といったご相談は少なくありません。
法律上の年齢上限はない
道路交通法には、第一種免許・第二種免許ともに「運転できる年齢の上限」は定められていません。免許更新時の高齢者講習(70歳以上)や認知機能検査(75歳以上)をクリアしていれば、法律上は年齢に関係なく運転を続けることができます。
施設・事業者側の内規で上限を設けるケースが多い
一方で、実務上は施設や事業者側で独自に年齢の上限(65歳・70歳など)を運行規程として定めているケースが多く見られます。これは主に以下の理由によるものです。
- 任意保険(運転者年齢条件)の適用範囲や保険料への影響
- 加齢に伴う判断力・反射神経の変化への配慮
- 万一の事故時における施設側の管理責任
年齢そのものより、健康状態や運転技能を定期的に確認できる仕組み(社内での適性診断、運転記録の可視化など)を整えておくことが、実務上はより重要だといえます。
何歳から運転できる?
下限についても補足しておくと、第一種免許は18歳から、第二種免許は21歳から(かつ第一種免許を通算3年以上保有していること)取得可能です。中型免許は20歳から(第一種免許を通算2年以上保有)、大型免許は21歳から(同3年以上)取得できます。
車両の大きさによって必要となる免許は異なる
自社職員が運転する際には第二種免許は不要ですが、送迎に使用するバスの規模によって必要となる免許がありますので、注意が必要です。
小型マイクロバス
小型マイクロバスの定員は幼児12人+大人2人です。
この規模のバスなら、2007年6月の中型免許導入より前に取得した普通免許(第一種免許)で運転可能です。
中型免許導入以前の普通免許は、現在の8トン限定中型免許と同じ扱いとなり、8トン未満の中型車を運転できるからです。
ただし、中型免許導入以後に免許を取得した場合は、中型免許が必要となります。
中型マイクロバス
中型マイクロバスの定員は幼児39人+大人3人、大人のみの場合は29人までです。
幼稚園や保育園、介護施設の送迎バスで最もよく使われているのはこの中型マイクロバスになります。
この規模の送迎バスは、普通免許や準中型免許、8トン限定中型免許では運転することができません。
中型マイクロバスを運転するためには、限定なしの中型免許が必要となります。
もちろん、大型免許を取得しているに越したことはありませんが、送迎バス用の車両はほとんどが定員29人までなので、中型免許を持っていればほぼ問題ないといえるでしょう。
免許早見表
| 車両区分 | 乗車定員の目安 | 必要な免許(自家用の場合) |
|---|---|---|
| 小型マイクロバス | 幼児12人+大人2人 | 第一種普通免許(8トン限定中型相当) |
| 中型マイクロバス | 29人以下 | 第一種中型免許(限定なし) |
| 大型バス | 30人以上 | 第一種大型免許 |
| 上記いずれか(旅客運送事業として運行する場合) | − | 各区分に対応する第二種免許 |
※普通免許の範囲は取得時期によって異なります。2007年6月〜2017年3月取得の普通免許は5トン限定中型相当、2017年3月以降取得の普通免許は準中型(3.5トン限定)となるため、既存スタッフの免許証は取得時期とあわせて必ず確認してください。
送迎バスの位置情報LINE通知システム 「モークル」
ドライバーの免許の問題をクリアし、送迎バスの導入をスタートしたのに、利用者の満足度が思うようにアップしない、ということもあるかもしれません。
そんな時に合わせて取り入れたいのが、送迎バスの位置情報LINE通知システム 「モークル」です。
「今どこ?」を解決!バス位置情報アプリとは
バス位置情報アプリとは、バスに設置したGPS位置情報システムから、運行状況がリアルタイムで把握できるアプリです。
「バスが今どこを走っているのか」を知りたい時にチェックできるので、「あとどのくらいで着く?」「もう行ってしまったかな?」という、利用者の不安やイライラを解消できます。
バス送迎サービスのある幼稚園・保育所のほか、自動車学校、老人ホーム、地域のコミュニティバス・社員送迎バスなど、様々な施設でご利用いただいています。

手軽に簡単操作!幅広い年代が使いやすい
「モークル」の最大の強みは、LINEで手軽に利用できるという点です。
新たにアプリをインストールする手間がなく、QRコードを読み取り「友達追加」するだけで利用できます。
機能もシンプルで、「今どこ?」ボタンをタップするだけで15秒ごとのバス位置情報が表示されます。どの年齢層の方にも使いやすい仕様になっています。
忙しい朝に慣れないアプリを起動することは小さなストレスのもと。
使い慣れたLINEで、すぐに情報を得られることは時間の節約にもなり、日々の送迎をスムーズに感じさせてくれるでしょう。
危険運転を注意喚起するドライブレコーダー
「モークル」には、バスの事故防止に効果的なドライブレコーダーが採用されており、急ブレーキや急ハンドルなどの危険運転をチェックし、注意喚起することができます。
客観的な記録・分析からドライバー自身では気が付かなかった運転のクセや、運転しにくい場所にも気が付くことができます。
万が一事故に遭ったときも、すぐに正確な位置情報を把握でき、安心です。
高齢のドライバーが運転する場合や、複数のドライバーで交代しながら運行する場合にも、客観的な運転データがあることで、施設側の安全管理がしやすくなります。
他社バス位置情報アプリとの違い
他社サービスと「モークル」の大きな違いは、運行管理間で情報の把握が可能なこと。
他社のアプリでは、運行管理側の把握と利用者への通知機能が連動しておらず、運行管理間で位置情報の把握ができても利用者への通知機能がなかったり、利用者への通知機能はあるけれど、運行管理間で情報がシェアできなかったりします。
また利用者への通知は、メールなど一方的な通知で、利用者の必要なタイミングで知ることができません。
「モークル」では、利用者が知りたいときにリアルタイムで位置情報を知ることができる点が魅力です。
よくある質問
Q. 幼稚園バスの送迎に二種免許は必要ですか?
自施設のスタッフが自家用の送迎バスを運転し、送迎料金を徴収していない場合は不要です。第一種免許(車両規模に応じた種類)で運転できます。バス会社に運行を委託する場合や、送迎そのものに対価が発生する場合は第二種免許が必要です。
Q. 送迎バスの運転手は何歳まで働けますか?
法律上の年齢上限はありませんが、任意保険の年齢条件や施設の運行規程により、65〜70歳前後を目安に上限を設けている施設が多いのが実情です。
Q. 中型マイクロバスを運転するのに大型免許は必要ですか?
定員29人以下の中型マイクロバスであれば、限定なしの中型免許で運転可能です。大型免許が必要になるのは、定員30人以上の大型バスを運行する場合です。
Q. 普通免許だけで送迎バスを運転できますか?
取得時期によります。2007年6月以前に取得した普通免許は8トン限定中型相当として扱われ、小型マイクロバスであれば運転可能です。それ以降に取得した普通免許(準中型・普通)では、中型マイクロバス以上は運転できません。
まとめ
- 自社で送迎バスを運転する場合には第二種免許は不要
- 第一種免許は自家用車用、第二種免許は旅客輸送用
- 運転手の年齢に法律上の上限はないが、施設独自の内規で上限を設けるケースが多い
- バスの規模によっては、中型免許・大型免許が必要になる場合も
- バスの位置情報通知システム 「モークル」で、さらに利用者満足度を高められる






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