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【令和3年度年版】保育園のICT化と補助金活用について

幼稚園・保育園のIT化

2021/09/02

保育現場を救う「ICT化」とは?

待機児童の解消したい、保育士の業務負担を減らしたいといった、保育現場を長年悩ませてきた問題。
これを解決する切り札として、「保育現場のICT化」が推進されています。
ICT化とは、インターネットを活用した業務支援システムです。

パソコン、タブレット、スマホを使って、保育記録の入力や園児の登園管理、保護者との情報共有といった保育業務を行うことができ、保育士と保護者の業務負担を大きく減らすことができます。
ここで園の経営者の皆様にとって気になることは、ICT化にかかる費用ではないでしょうか。
パソコンやインターネット、アプリやシステム導入をするのは、初期費用がかかります。

そこで近年、厚生労働省、文部科学省、自治体がICT化のための補助金制度を整備しています。
この補助金制度を活用し、ICT化に成功した保育園、幼稚園、こども園が各地で増えています。今回は、その補助金制度について詳しく説明したいと思います。

保育園のICT化に使える補助金の例

「保育所等におけるICT化推進補助金」厚生労働省

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、保育の周辺業務や補助業務に係るICT等を活用した業務システムの導入を支援するとともに、都道府県等で実施されている研修について、在宅等で受講できるよう、オンライン研修を行うために必要な教材作成経費等を支援する。

  • 対象経費・・・対象施設における保育士の業務負担の軽減を実現する機能のある保育業務支援システムの導入のために必要な購入費、リース料、保守料、工事費、通信費及びその消費税
  • 対象施設・・・保育園、認定こども園
  • 補助金額・・・1施設あたり、上限100万円

企業主導型保育事業費補助金「運営支援システム導入費加算」

企業主導型保育事業を実施する事業主が企業主導型保育施設を整備するために必要な費用を対象として、中小企業事業主が設置する施設を対象に、保育士の業務負担軽減のための保育業務支援システムの導入に関する費用を助成する制度です。

  • 対象経費・・・企業主導型保育事業を実施する事業主に対し、保育施設の業務ICT化による保育士の業務負担軽減を目的とした「運営支援システム」の導入費に対する費用を助成します。
  • 対象施設・・・企業主導型保育所
  • 補助金額・・・中小企業事業者に対し一度限り、上限100万円

「園務改善のためのICT化支援」文部科学省

新型コロナウイルス感染症対策をはじめとした新規課題に的確に対応しつつ、幼児を健やかに育むよう、幼児教育実践の質の向上をソフト・ハードの両面から総合的に推進する。

  • 対象経費・・・支援システムの導入に必要な購入費、改修費、リース料、保守費、工事費、通信費等。また、当該システムの導入に当たり必要となるパソコン等の備品等も対象に含まれます。
  • 対象施設・・・幼稚園、認定こども園(自治体によって異なる場合あり)
  • 補助金額・・・1施設あたり、上限72万円

「IT導入補助金」経済産業省

中小企業・小規模事業者等が経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図ることを目的とした補助金です。

  • 対象経費・・・ソフトウエア費、導入関連費等
  • 対象施設・・・全国の私立認可/認可外保育事業者対象
  • 補助金額・・・上限:450万円 下限:30万円補助率:1/2以下

「保育所等におけるICT化推進補助金」東京都福祉保健局

保育所等におけるICT化を推進することで、保育士の業務負担の軽減を図るとともに、保護者にとって必要な情報等を把握しやすくすることによって、児童の福祉の向上を図ることを目的とした補助金です。

  • 対象経費・・・保育士の書類作成等の業務負担軽減に資する機能を有したシステムを新たに導入する場合に、その必要となる費用の一部を補助。
  • 対象施設・・・東京都の認可保育所、小規模認可保育所、認証保育所、認定こども園
  • 補助金額・・・1施設あたり、上限200万円

ICT補助金の申請方法

1.管轄自治体の補助金実施状況および申請期限を確認
申請期限や、対象となるICTシステムを調べましょう。

2.管轄自治体に、事業実施計画書と必要書類を提出

3.事業実施計画書の承認通知を受け取る

4.ICTシステムを、業者に発注

5.ICTシステム導入完了後、業者に代金を支払う

6.助成金申請書と領収書などの必要書類を管轄自治体へ提出

7.決定通知書を受け取る

保育園のICTシステムには、どんなものがあるの?

園児の管理、保護者との情報共有、保育士の通勤管理などさまざまなツールがあります。
また、コロナ禍の影響で、園児の健康管理、感染防止のための情報共有のツールも増えてきています。

園と保護者の連絡機能

  • 欠席連絡
    欠席、遅刻、早退、預かり時間の変更などの連絡を、アプリで行えます。
    電話連絡の受付の負担や、連絡伝達ミスがなくなります。
  • おたより配信機能
    アプリで園からのおたよりや、緊急連絡を配信できます。印刷や配布、欠席者への伝達漏れがなくなります。
  • 通園バス位置情報機能
    モークルはこれにあたります。通園バスの運行情報をアプリで確認できます。
  • 行事への参加確認
    行事の参加可否の確認を、一括管理できます。

園児の情報を管理する機能

  • 園児の個人情報管理
    基本情報に加えて、保護者との連絡履歴や、保育料の納付情報を一括管理できます。
  • 健康管理
    検温、排便、お昼寝時間、アレルギー情報などの管理ができます

園の運営管理

  • 保育士のシフト管理
    シフト表作成、勤怠管理ができます
  • 自治体への報告書作成
    アプリに登録されたデータを集約し、報告書の形式にに変換できます

どのシステムを導入する?システム選定時のポイント

さまざまなツール・サービスがありますが、似たようなツールがあってどちらにするか迷った場合、選定を決めるポイントをお伝えします。

ランニングコストの確認

初期導入費のほかに、毎月の使用料が発生するツールがほとんどです。
この月額費用の内訳は、パソコンやスマホのアップデートに合わせて都度アップデートをしたり、セキュリティ対策のためのメンテナンスにかかる費用です。こういった毎月のランニングコストがどれくらいかかるかを確認しておきましょう。

保護者にシステムの使い方の説明ができるか

保護者に専用のアプリを導入してもらう必要がある場合は、使い方の説明が必要です。
システム業者が説明用の資料や動画を準備しているかを確認しておくといいでしょう。また、ヘルプデスクなどがあるかも確認しておきましょう。

パソコンやタブレット以外に機器を新規購入する必要があるか

パソコンやタブレット以外に準備する物が必要かも、費用に大きくかかわってきます。
また、園にあるパソコンが古くてシステムを導入できなかったということもありますので、お手持ちのパソコン、タブレットがシステム導入できるスペックかどうかも、業者に確認するといいでしょう。

トラブルがあった時の問い合わせ先があるか

導入後トラブルがあった場合、対応してもらえるかどうかも確認しておきましょう。
導入後、保守契約を結ばなければサポートを受けられない場合もあります。

モークルもICT化推進補助金の対象で、導入もスムーズ

モークルも、ICT化推進補助金の対象ツールです。
通園バスの運行状況をLINEで確認できることにより、バス遅延が発生した時に、保育士が保護者へ連絡する手間がなくなります。
また、バス運転士も、その都度園へ連絡する必要がなくなるため、運転に集中できます。
モークルは、補助金の目的にある「保育士の業務負担軽減を目的としたシステム導入費」に該当しており、初期費用は125,000円(税抜)で、各補助金の上限を下回っています。

モークルを導入した幼稚園様の事例はこちらです。

まとめ

  • 保育士の業務負担を軽減するため、インターネットを活用した業務支援システムの導入(ICT化)が進んでいる。
  • ICT化の費用負担を軽減するために、厚生労働省、文科省、自治体が補助金制度を準備している。
  • モークルも、ICT化補助金の対象になる
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