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バス位置情報アプリの導入前に知っておきたいメリット・デメリット

お役立ち情報

2021/10/01

「今どこ?」を解決するバス位置情報アプリとは

バス位置情報アプリとは、バスにつけられたGPS位置情報システムから運行状況がリアルタイムに把握できるアプリです。
「バスが今どこを走っているのか」を知りたいときにチェックできるので、「あとどのくらいで着くのだろう?」「もう行ってしまったかな?」という利用者の不安やイライラを解決することができます。

バスの利用者だけではなくバス運行管理側も状況を把握できるので、双方にとって安心できるシステムになっています。
バス送迎サービスのある幼稚園や保育園、福祉施設やさまざまな事業者に活用されています。

バス位置情報アプリのメリットとデメリット

「知りたいときにリアルタイムでバスの位置が分かる」という便利な機能ですが、システムを導入するにあたりメリットとデメリットがあります。
導入を決める前にチェックしておきましょう。

バス位置情報アプリのメリット

バス位置情報アプリの最大のメリットは、バス利用者の「バスがいつ到着するのか分からない」という不安やイライラを解消できること。
状況が分からず待たされている時間はとても長く感じます。
加えて酷暑や大雨など悪天候の場合、より待ち時間がつらくなります。

例えば幼稚園や保育園の通園バスの場合。
雨の日は道路の交通量も増えバスの到着も遅れがちになります。
しかし幼い子どもはうまく傘がさせないので、待たされている間に濡れてしまいます。
そういった状況でバスのリアルタイムな位置が分かることで、バスの到着に合わせ直前に家を出ることができます。

また家を出るときに限って、子どもの急なトイレや園に行きたがらず泣くといった予測不可能な事態がたびたび発生します。
「こうしている間にもバスが来てしまったらどうしよう」と親は焦ってしまいますが、正確なバスの位置が把握できることで、その後の対応が判断しやすくなり、焦りも軽減します。

そしてバス利用者だけではなく、バスの運行管理側にとってもメリットがあります。
バス位置情報アプリを導入していない場合、バスが遅れるたびに利用者から問い合わせが入り、問い合わせ対応で運行業務に支障をきたしてしまいます。
また運転手側も利用者を待たせることにプレッシャーを感じ、待たせないようにと無理をして危険な運転をしてしまう可能性があります。
利用者がバスの位置を直接把握できることで問い合わせも減り、運行管理側は運行に集中できるというメリットにつながります。

バス位置情報アプリのデメリット

とても便利なアプリ機能ですが、デメリットもあります。
スマートフォンを持っていない人(ガラケーの人)には、利用が難しかったり、手間がかかる場合があります。

またシステムを導入する際には、初期費用がかかります。
費用をかけるほど余裕がない、と悩まれている園や施設の経営者にとってはデメリットに感じるかもしれません。
しかし国や自治体からITシステムの導入に対する補助金制度があることをご存じでしょうか?
次の章で詳しくご紹介します。

バス位置情報アプリを導入しやすくする補助金制度とは

IT導入補助金や、ICT化推進補助金をはじめ、ITツール導入のための各種補助金制度があります。
自分の企業や学校、施設等が該当するか、導入するツールが補助対象かを事前に調べておきましょう。

特に、近年教育現場では、国をあげたICT化が積極的に推進されています。
ICT化とはITを活用した業務の効率化やコミュニケーションの円滑化をはかることで、幼稚園や保育園・こども園における保育士や教諭の業務負担を軽減することを目的としています。
ICT化補助金はICT化のためのタブレットやパソコン・アプリやシステムの導入にかかる費用に対し補助されるので、業務を円滑にするバス位置情報アプリも補助金の対象になります。

ICT化補助金は、幼稚園であれば文部科学省、保育園であれば厚生労働省など、園や施設の条件によって受け取れる種類が異なります。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。

バス位置情報アプリが利用者満足度を高める理由

人が「待たされる」ときのストレス

人は待たされているとき、待たされていることよりも、状況が分からず先の見通しが立たないことにイライラします。
待ち合わせのときでも、連絡があって待たされているときと連絡がないまま待たされているときでは、相手に対するイライラや不安はまったく違うのではないでしょうか。

1985年にデービッド・マイスター氏が発表した「The psychology of waiting lines(待ち行列の心理学)」という論文では、待ち時間を長く感じる8つの法則を説明しています。

  1. 何もしていない時間は長く感じる
  2. 人はとにかく物事を始めたいと思う
  3. 不安があると、待ち時間は長く感じる
  4. 待ち時間が分からないと、長く感じる
  5. 理由が分からない待ち時間は長く感じる
  6. 不平等な待ち時間は長く感じる
  7. 価値あるものに対する待ち時間には寛容になれる
  8. 独りの待ち時間は長く感じる

幼稚園や保育園の送迎バスを利用するお母さんは、子どもを送り出した後も仕事や家事などやることに追われています。
バスが遅れることでその後のスケジュールを圧迫し、情報もなく待たされるストレスは相当なものになるでしょう。
バスの位置情報がわかれば、バス到着までのおおよその時間が推測でき、その後のスケジュールの見通しも立ちやすくなります。
待っている人のストレスを大幅に軽減させてくれるでしょう。

バス位置情報LINE通知システム「モークル」とは?

「モークル」もバス位置情報アプリのひとつです。
幼稚園・保育所のほか、自動車学校、介護福祉施設、地域のコミュニティバス・社員送迎バスなど、様々な施設でご利用いただいています。
ここではモークルが選ばれる理由をご紹介します。

手軽で簡単な操作

モークルの最大の強みと言えば、LINEで手軽に利用できるという点にあります。
新たにアプリをインストールする手間がなく、QRコードを読み取り「友達追加」するだけで利用できます。
機能もいたってシンプル。
「今どこ?」ボタンをタップするだけで15秒ごとのバス位置情報が表示されるので、どの年齢層の方でも使いやすい仕様になっています。

忙しい朝に慣れないアプリを起動することは小さなストレスになります。
使い慣れたLINEですぐに情報がわかることは、時間を無駄にすることなく日々の送迎を円滑にしてくれるでしょう。

危険運転を注意喚起するドライブレコーダー

「モークル」には、バスの事故防止に効果のあるドライブレコーダーを採用しています。
急ブレーキや急ハンドルなど運転手の危険な運転をチェックし、注意喚起することができます。

客観的な記録・分析から運転手自身では気が付かなった運転の癖や、運転しにくい場所にも気が付くことができます。
もし事故に遭ったときでも、すぐに正確な位置情報を把握できます。

他社バス位置情報アプリとの違い

他社でもさまざまな運行管理システムがありますが、モークルと大きな違いがあります。
他社サービスでは、運行管理側の把握と利用者への通知機能が必ずしも連動してないことがあります。
運行管理間では位置情報の把握はできるけれども利用者への通知機能がなかったり、利用者への通知機能はあるけれど、運行管理間で情報がシェアできなかったりします。
また利用者への通知はあるけれども、メールなど一方的な通知のため、利用者の必要なタイミングで知ることができません。
モークルでは運行管理間での情報の把握が可能。
また利用者が知りたいときにリアルタイムな位置情報を知ることができる点が魅力です。

「利用者に寄り添う」サービスが求められる時代に

バスを利用する人たちは自分で移動することが難しかったり、効率性を求めて送迎バスを利用しています。
そんな利用者の大切な時間を無駄にしない、利用者に「寄り添う」サービスがいま求められています。
「モークル」の導入は利用者の満足度を高め、園や施設が選ばれるポイントのひとつになっていくでしょう。

まとめ

  • バス位置情報アプリは、バス利用者の「バスがいつ到着するのか分からない」という不安やイライラを解消できる。
  • いまは、バス利用者に「寄り添う」サービスが求められる時代。
  • バス位置情報アプリ「モークル」はLINEで手軽に利用でき、利用者の満足度を高める。
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