コラム

トップ > コラム > 運転手を雇うなら1日いくら?ドライバー派遣の料金相場と基本知識

運転手を雇うなら1日いくら?ドライバー派遣の料金相場と基本知識

お役立ち情報

2021/12/28

ドライバー派遣とは?

幼稚園や保育園、プールや体操といった習い事の送迎バスや、駅と施設間でお客様を送迎するバスを運行する場合、専属の運転手を雇うのが難しい場合もあるでしょう。
そのような時に利用するのがドライバー派遣です。

ドライバー派遣とは、その名の通り、運転手だけを派遣してもらうサービスです。
自社で車両を所有している場合、このサービスを利用すれば、運転手だけ外部から連れてくることができます。

自社雇用のドライバーであれば、急に退職されたりすると次を見つけるのが困難ですが、ドライバー派遣であれば他の人を派遣してもらえるため人材確保がしやすくなります。
送迎サービスを辞める場合も派遣契約を終えるだけなので、事業に合わせられて便利です。

ドライバー派遣のサービスで送迎バスを運行すれば、店舗の集客や、お客さまを安全に施設に迎えることができるといったメリットがあります。

事業者とお客さま、両方にとってメリットが多いのが、ドライバー派遣を利用した送迎サービスです。

ドライバー派遣の料金相場

ドライバー派遣を利用したいと思った時に気になるのは料金でしょう。
ドライバー派遣の料金は、「契約形態」「運転する車種」「派遣時間」「走行距離」に応じて変わってきます。

事業者ごとに料金は異なりますが、ここでは目安を一例として紹介します。

□契約形態:スポット契約
【車種:普通車】
走行時間:4時間まで 10,000円~20,000円
走行時間:8時間まで 20,000円~35,000円
走行時間:12時間まで 35,000円~45,000円

【車種:大型車】
走行時間:4時間まで 15,000円~25,000円
走行時間:8時間まで 25,000円~40,000円
走行時間:12時間まで 40,000円~50,000円

あくまで一例ですが、上記が基本料金となり、追加として次の料金がかかる場合もあります。

・超過料金
・休日料金
・深夜料金
・走行料
・宿泊料
・初期費用

事業者によってはこれよりも高い、安いと差があるでしょう。
導入する際は、各社見積もりをとって検討する必要があります。
その際は、自社でドライバーを雇った場合と比べてどれくらい費用を減らせるのかしっかり検討してください。

ドライバー派遣のメリット・デメリット

ドライバー派遣を検討しているけれど、メリットとデメリットが見えないという方もいるかもしれません。
ここでは、具体例をあげて紹介していきます。

ドライバー派遣のメリット

①経費削減になる

自社で運転手を雇う場合、雇用形態によっては他の従業員と同様の待遇を準備する必要があります。

社員を雇う場合、月給以外にも、「ボーナス」「社会保険」「福利厚生」「退職金」といった費用がかかります。
一方、ドライバー派遣であれば、ドライバー一人当たりに支払う経費のみです。
シンプルでわかりやすくなっていますし、送迎サービスを終了する場合もスムーズに解約できます。
事業に応じて動きやすいことはメリットでしょう。

また、自社で運転手を雇用する場合は、社内教育もしなければなりません。
その点、ドライバー派遣であれば、研修済みのドライバーがくるので、そうした費用は不要です。

自社で雇用することに比べ、費用が明確であることと、運転に関する費用以外にかかる経費がないため、経費削減になるのがメリットです。

②人材確保が容易にできる

自社で運転手を雇っている場合、病気や事故、急な退職といった不測の自体が発生すると、送迎サービスの運行に支障をきたします。
その点、ドライバー派遣であれば、確実に人材を確保できるため、不足の事態にも柔軟に対応できるでしょう。
送迎バスを運転できる人員を確保できることは、他のスタッフの負担を減らすことにも繋がります。

また、繁忙期のみ人材を確保したいという場合や、シニア層向けのドライバー、女性ドライバーを確保したいといった事情にも、ドライバー派遣であれば対応しています。
運転以外の条件にも対応できるのが、ドライバー派遣の魅了です。

③導入の手間がかからない

自社で雇用したドライバーであれば、接客のマナーから、運転のやり方、運行ルートの見方に至るまで、一から教育する必要があります。
しかし、派遣ドライバーであれば、そのような導入教育は必要ありません。

実務で経験を積んでいるドライバーを派遣してもらえるので、派遣されたその日から送迎バスを運行できるでしょう。手間は少なく済みます。
他の業務に影響を与えず、スムーズに送迎業務を運行できることは何よりもメリットになります。

④バスに合わせた運転手を確保できる

車両の大きさによって必要となる免許が異なります。
小型マイクロバスであれば運転手を見つけやすいでしょうが、大型バスは慢性的な人手不足にあり、運転手を確保する難易度が高くなります。

ドライバー派遣にはさまざまな車種を運転できる人材が在籍していますので、その点を考慮する必要がなく便利です。

ドライバー派遣のデメリット

①サービスの質に差がある

ドライバー派遣といっても一概に同じサービスを受けられるわけではありません。
ドライバーによっては、運転できるけれど態度に問題がある場合や、教育不足を感じる場合もあるかもしれません。

運転手との相性もあるでしょうし、ドライバー派遣会社の全てが満足できる質を提供できるとは限りません。
利用する場合は、自分たちが求める条件に合うのかをしっかりと調べる必要があります。

②断られる可能性もある

ドライバー派遣会社に常に人がいるとは限りません。
たとえば、繁忙期だけ利用しようと予定していても、断られる場合もあります。

ホームページを見ると、「いつでも連絡してください」と書いてあるのに、連絡して見ると手がいっぱいでドライバーを派遣できないということはよくある話です。
断られる場合もあることは常に考えておきましょう。

③料金は会社によってまちまち

ドライバー派遣の料金は事業者によってまちまちです。
同じようなサービスだからといって同じ料金とは限りません。
基本料金が万単位で違うということも珍しくなく、予定している予算に合わないという事態も起こりえます。

料金は同じだったけれど、サービスに制限があったということもあるので、用意した予算、条件、期間にあったドライバー派遣事業者なのかをよく確認しておきましょう。
特に注意してもらいたいのが、オプション料金についてです。

基本料金が安い場合、走行距離で追加料金を取られるケースもあります。
また、契約していた時間をオーバーした場合には基本料金よりも割増となる延長料金を取られるでしょう。
運転業務は、道路の混雑状況などで、予定通りに行かないこともあります。
そのあたりが料金にどう反映されるのかはしっかりとチェックしてください。

「モークル」は送迎バスの位置情報LINE通知システム

送迎バスに遅延はつきものです。
そんな時、送迎バスの利用者から「バスが来ないのですが」という連絡を頻繁に受けると、対応に時間を取られ、通常業務に支障が出てしまうケースは珍しくありません。
そこでお勧めしたいサービスが「モークル」です。
「モークル」はLINEを使った位置情報サービスで、送迎バスの利用者の「バスは今どこ?」という疑問に答えることができます。

送迎バスは、道路の混雑状況によって遅れたり早まったりしがちです。
利用者もイライラして不安になってしまうでしょう。
「モークル」を導入すれば、そのような利用者の不安や疑問を解消できます。

また、「モークル」には、運転中の急ブレーキや急ハンドルといった危険運転の回数を記録・分析する機能もあります。
ドライバーが問題なく運転をできているのかをパソコン上で確認することもできますので、事故やトラブルが起きる前に対応することができます。

ドライブレコーダー機能もあり、危険運転時や事故時にもどのようなことが起きたのか映像で確認が可能です。

まとめ

自社でドライバーを雇うのは難しい場合や、期間限定でドライバーを増やしたいという場合でも、ドライバー派遣であれば対応できます。

ドライバー派遣を利用する際は、しっかりとサービス内容や料金、どのような人が派遣されるのかを確認する必要があるでしょう。
万一、事故が起きた場合の責任についても確認しておいてください。

そして、ドライバー派遣を検討している方へお勧めしたいのが「モークル」です。
「モークル」はドライバーの危険運転を記録・監視できるシステムで、事故時の映像も自動で録画されます。
どのような運行状況だったのか、ドライバーが急ブレーキや急ハンドルを何回行ったのかもパソコン上で確認できます。
派遣ドライバーにも安心して業務を任せられるでしょう。

送迎バスの利用者も、バスの運行状況をLINEで確認できますので、「バスが来ない」というクレーム対応も減らせます。
自社の送迎バス運行でお困りの場合は、「モークル」とドライバー派遣をご検討ください。

コラム一覧に戻る

おすすめ記事

カテゴリ

今すぐモークルの画面をお試し! 今すぐモークルの画面をお試し!