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保育参観のコツとは?ねらいや内容、準備も解説

幼稚園、保育園運営

2022/09/22

保育参観は保護者が子どもの日中の過ごし方や表情などを確認できる行事です。
保護者が来ることから特に念入りな準備が必要だと感じる保育士もいるでしょう。
保育参観を成功させるためには子どもの発達に合わせた活動の選定や事前準備が欠かせません。
本記事では保育参観を開催する際のポイントやおすすめの活動、準備について解説します。

 

保育参観のねらいとは?

保育参観では、保護者が保育園に来園して日頃の保育の様子を見学します。
実施方法は園によって異なります。
保護者は子どもたちの様子を離れて見守るもの、保護者にも実際に保育に参加してもらうもの、一日保育士体験という名称で実施しているものなどがあります。
方法は様々ですが、保育参観の主なねらいは次のように共通しています。

  • 保護者に子どもたちの保育園での生活の様子を知ってもらう
  • 保護者に保育園の保育方針を理解してもらう
  • 保護者と保育園の連携を強化する

保育参観におすすめの活動

保育参観での活動内容は、子どもの発達年齢や興味関心に合わせて選びます。

【0・1・2歳の乳児向け】ふれあい遊び

ふれあい遊びは子どもとの愛着関係を築くのに不可欠な遊びです。
保護者に参加してもらうことで家庭でもできるスキンシップの方法を伝えます。
子どもをくすぐったり保護者とくっついて遊べる手遊びが子どもたちに人気です。

  • 一本橋こちょこちょ
  • きゅうりができた
  • ちょちちょちあわわ
  • バスに乗って
  • ラララぞうきん

【1・2歳の乳児向け】運動遊び

1歳を過ぎると歩き始める子どもも増え、身体を動かして遊ぶ機会が増えてきます。
日頃の保育で取り入れている運動遊びを通して子どもたちの運動機能の発達状態を保護者と共有しましょう。
おすすめは次の遊びです。

  • 手押し車:段ボールで作った車を子どもが押して動かします。
  • サーキット遊び:マットやバランスストーンなどで作ったコースを動き回ります。
  • 動物なりきりゲーム:動物の動きを真似します。
  • ボール遊び:コロコロキャッチや玉入れなど遊び方は多様です。片手で持てる大きさのボールや両手で持てる大きさのボールなど活動に合わせて準備します。

保護者は離れて子どもたちを見守ってもよいですし、子どもの横について一緒に参加することも可能です。
子どもたちが怪我することがないよう、周囲の安全に気を配りながら行いましょう。

【3・4・5歳の幼児向け】製作遊び

3歳になると指先の動きも器用になり、はさみを使い始める子どもでてくるなど自分の手で作ることの楽しさを知るようになります。
学年が上がっていくと保育士に言われたものをそのまま作るのではなく自分のアイデアを加えながら作るようになります。
保育参観では子どもたち自身で製作遊びができるようになった姿や創意工夫して取り組む姿を見てもらうとよいでしょう。
おすすめの素材は紙コップです。
子どもでも扱いやすく色を塗ることもできるからです。
紙コップを使って作れる主な玩具には次のものがあります。

  • けん玉
  • フリスビー
  • ロケット

【4・5歳の幼児向け】ごっこ遊び

ごっこ遊びは1・2歳児頃から始まると保育所保育指針にも記載されていますが、4歳頃から友だちとイメージを共有して遊ぶようになるといわれています。
友だちと関わって一緒に遊ぶ様子を保護者に見てもらいたい時はごっこ遊びがおすすめです。
以下の遊びは保護者にも参加してもらえます。

・お店屋さんごっこ:お店屋さんとお客さんで役に分かれて活動します。お店で売っているもの(ジュースなど)は事前に子どもたちに製作してもらうと活動に連続性が生まれます。
・郵便屋さんごっこ:書いた手紙を郵便ポストに見立てた箱に投函すると郵便屋さん役の子どもが手紙を届けます。

【3・4・5歳の幼児向け】ルールのある集団遊び

幼児になるとゲームのルールを理解し、友だちと協力して遊べるようになってきます。
3歳児では簡単なルールのある遊びを行い、徐々に難しい遊びに移行していきましょう。
おすすめのゲームは次のとおりです。

  • じゃんけん列車
  • フルーツバスケット
  • だるまさんがころんだ
  • ドッチボール子ども同士だけでなく、大人とも対戦すると子どもたちは大盛り上がりするに違いありません。

保育参観の準備

保育参観が成功するかどうかの鍵は事前準備です。
保育参観の日程と主な活動が決まったら次の手順で準備を進めていきます。

日案の作成

保育参観当日の日案を作成します。
通常の日案同様、ねらいや予想される子どもの姿、保育士の援助方法、環境構成などを記載します。
保護者に対して配慮すべき事柄もあれば記載しておきましょう。
進行台本が必要な場合は作成し、当日はスムーズに保育参観を運営できるようにします。

保護者へのお知らせ

プリントやアプリなどで保育参観の日時や場所、内容等について発信します。
保護者が参加するプログラムがある場合には、服装などの留意事項についても記載します。発信する時期の目安は保育参観の1ヵ月前です。
出欠確認が必要な場合は余裕を持たせて期限を設定し、より多くの保護者に参加してもらえるようにしましょう。

掲示物や道具の準備

保育参観当日に使用する物や保育室等の装飾を準備します。
壁面装飾には子どもたちのこれまでの作品を掲示するなど、保護者目線で子どもたちの成長がわかるものを検討しましょう。
保育参観までに子どもたちが行ってきた活動がわかるような写真付きのドキュメンテーションを掲示しておくと、日頃の活動とのつながりがわかりやすくなります。

環境整備

保護者が来園した際に困ることがないよう環境を整備します。
備品の数が足りているかは早めの確認が必要です。
導線や注意事項などは掲示を貼って保護者にお知らせするのも有効です。

リハーサル

活動内容によっては子どもたちと一緒に本番さながらのリハーサルを行います。
リハーサルでは実際にどれくらいの時間がかかるか、子どもたちや保護者を待たせてしまう時間はないかなど当日の流れを確認します。
音響を使用する場合は機材のチェックも行い、トラブルが発生しないようにしましょう。
リハーサルは保育参観直前ではなく余裕をもって行います。
リハーサル中に変更が必要な箇所が見つかることがあるからです。
変更した場合は再度流れを確認しておきましょう。

保育参観の注意点

子どもたちが日ごろから行っている活動にする

ねらいにて説明したように、保育参観では子どもたちの普段の生活を知ってもらうことが目的です。
このため普段行っていない活動をこの日のためにわざわざ設定する必要はありません。
日頃の保育とのつながりのある活動にしましょう。

子どもの発達に合わせたグループに分けて実施する

子どもの発達に差が見られる場合は、一斉に同じ活動を行うのではなくグループに分けて行いましょう。
特に0歳児の場合は月齢によって発達や生活リズムの差が顕著に見られます。
高月齢と低月齢の2つにグループを分けて、同じ活動でも内容やねらいを変えて子どもたちの育ちに合わせて行うとよいでしょう。

 

保育ICTシステム「うぇぶさくら」の導入で保育参観の準備をスムーズに

保育参観は実施する内容を考えた後も準備に時間がかかります。
そこで日頃から事務作業を効率よく進め、空いた時間を保育参観の準備に充てるしかありません。
事務作業の効率化に役立つのがICTシステムです。
保育園や幼稚園の先生の意見から生まれた総合保育支援システム「うぇぶさくら」には、計画類の作成を効率化させる機能だけでなく、保護者へのお知らせができるメッセージ機能が搭載されています。
メッセージ機能では保育園から保護者にメッセージの送信ができ、既読機能で保護者がメッセージを読んだかどうか確認できます。
時間や開催場所、持ち物など内容の登録も可能です。
うぇぶさくらを使用することで、これまで手作業で行っていたおたよりの作成・印刷・配布作業がなくなり、その分の時間を準備に充てることができます。

 

▼総合保育管理システム うぇぶさくら

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まとめ

保育参観を成功させるためには子どもたちの発達に合わせてどのような姿を保護者に見せたいのか考えて活動内容を決めましょう。
その年齢になってこその遊ぶ楽しさが出てきた、日頃から行っている遊びがふさわしいでしょう。
準備は多岐に渡りますが、保護者へのおたよりの作成はうぇぶさくら等のICTシステムを使うと効率化が可能です。
事前準備をしっかりと行って保育参観を成功させましょう。

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