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「いかのおすし」とは?保育園の不審者訓練と防犯標語を解説

幼稚園、保育園運営

2022/03/04

2021年11月、宮城県の認定こども園で刃物を持ち侵入した男が、職員に取り押さえられて現行犯逮捕された事件がありました。

近年、児童虐待を受けたと通告されている児童数は増加傾向にあり、不審者の目撃情報も年々増えています。

園児の安全確保は、保育園・幼稚園や保護者にとって重要な課題の一つです。
万が一の事態に備え、危険を察知できるように子どもたちの防犯意識を高めておくことも対策として効果があります。

この記事では、子どもたちに覚えやすく考案された語呂合わせの防犯標語「いかのおすし」とその意味、保育園での不審者訓練について解説します。

防犯標語「いかのおすし」とは?

危険が迫っている状況は、子どもにはわかりづらいことが多いもの。
やさしく言い寄ってく”悪い大人”にも警戒心を持たせ、自分の身は自分で守ることを理解してもらおうと生まれたのが、防犯標語「いかのおすし」です。

平成16年に警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が考案してすぐに大きな話題となり、全国に広まって、今では防犯関連の各種メディアや学校のポスターなどに幅広く活用されています。

インパクトを重視して、食にまつわる「いか」と「おすし」に、防犯上有効な5つの行動指針を結びつけ、子どもがすぐに思い出せるように構成されているのが特徴です。

「いかのおすし」のそれぞれの言葉に込められた意味は、下記の通りです。

「いか」・・・知らない人にはついて「いか」ない

誘拐犯は「お菓子をあげるよ」「ゲームができるよ」などと誘い、子どもの興味を引きつけようとします。
そんな時にこの言葉を思い出してもらうことを目的にしています。

「の」・・・知らない人の車には「の」らない

車に乗ってしまうと、周りに知られることなくその場から連れ去られてしまいます。
それを防ぐために、車に乗らないことを強調しています。

「お」・・・あぶないと思ったときに「お」おきな声をだす

危険を感じたら取るべき行動を示しています。
怖くて声が出ないときには防犯ブザーや笛が使えることも教えておいたほうがよいでしょう。

「す」・・・あぶないと思ったらその場から「す」ぐに逃げる

犯罪者から手の届かない距離に離れることは護身の基本。
大人が相手をして、普段から逃げる練習をしておくと効果的です。

「し」・・・何かあったときには大人に「し」らせる

通学路にある店舗などでは、警察署と連携し子どもの安全を確保する準備をしているところもあります。
子どもと一緒に場所を確認して、覚えておきましょう。

保育園での不審者訓練

さまざまな危険から子どもたちを守るために、保育園や幼稚園でも普段から不審者対応訓練を行うことが重要です。

不審者対応訓練とは、実際に不審者が現れた場合を想定し、対応方法や避難方法を確認するために行うものです。
災害時の避難訓練と同じく、定期的に行う必要があります。

保育園での不審者対応訓練を行う際の目的やポイント、「いかのおすし」の伝え方などを考え、子どもたちの安全な生活を守るための対策を立てていきましょう。

子どのたちへの対応

まず、子どもたちに不審者について理解させることがポイントです。
どのような人物か、どんな服装をしているかなど、子どもたちにわかりやすく説明します。

「サングラスをかけたり、フードをかぶったりして自分の顔を隠している人はこわい人かもしれないね」「うろうろしたり、顔をじっと見たりする人はこわいことをすることがあるよ」など、具体的に特徴を説明するのも効果的です。

また、防犯や自分を守る意識を持たせるために、上記の「いかのおすし」を覚えさせます。
こちらも具体的に、それぞれの場合を例に挙げて「こんな時どうする?」と子どもたちに考えさせるようにします。

保育園に不審者が侵入した場合に、保育士の指示に従うことやあわてずに行動すること、一人で勝手に動かないことなども合わせて伝え、大事なことだと認識させておくことも大切です。

保育士の対応

危険が迫った時には、保育園で定められたマニュアルに従って行動することが、保育士に求められる対応です。

不審者対応訓練では、まず不審者の侵入が確認された時点で保育園内の全部に情報が行きわたるように放送を行います。

「不審者が侵入しました」と放送すると、不審者を刺激してしまうので、通常の業務連絡の体で知らせるのが良いとされ、「○○先生、職員室へお越しください」(○○先生は勤務していない)、「保育園へうさぎさんが遊びにきました」など、事前に決めておいた合言葉を放送する方法が一般的です。

そして、警察に通報する、園児を指定された避難場所に誘導し安全を確保する、不審者が外にいる場合には室内に避難しカーテンを閉め不審者から見えないようにする、などの対応も迅速にできるように備えます。

いざ保育園に侵入者があった時に、先生が動揺してしまうと園児たちも不安になります。
マニュアル通りに落ち着いて行動し、臨機応変に対応できるよう、様々なシチュエーションを想定して訓練しておきましょう。

不審者対策にICTシステムを活用

定期的に不審者対応訓練を行うとともに、普段から不審者対策を行っておくことも大切です。
訓練に向けて環境を整備するために役立つのが、保育ICTシステムです。

ICTシステムを活用することで、パソコンやタブレット端末を使い、情報を一括管理することで保育園での業務の効率化ができます。

不審者情報の共有や訓練に関しても、ICTシステムを有効活用すると職員同士ですぐに情報を共有し、訓練時の記録をまとめて管理することができるでしょう。

また、保護者へのお知らせ機能も備わっているので、緊急時にメールを一斉送信することも可能です。

保育ICTシステム「うぇぶさくら」で情報共有や管理を

不審者対策や危険管理にも役立つ「うぇぶさくら」は、保育園や幼稚園の先生たちの希望から生まれた総合保育管理システムです。

業務負担を軽減することで園児たちに向き合う時間を確保し、園児の情報管理をより便利にすることで、一人ひとりの分析を行い質の高い保育サービスを提供することができます。

園児の情報管理から職員の勤怠管理に至るまで、日々の複雑な業務をすべて一元化し、Web上で一元管理。

パソコンが苦手な人でもストレスなく使いこなせるよう、分かりやすい画面で操作をできるだけ簡単にすることにもこだわっています。
タブレットを使えばタッチパネルでの登園管理も可能です。

さらに、ダッシュボードは先生一人ひとりに合わせてカスタマイズが可能で、新人の先生が仕事を覚えるのにも役立ちます。

わからない点があれば、すぐに相談できるサポート対応も充実。
電話対応や遠隔操作で質問して解決できるので安心です。

園での日々の業務をサポートするだけでなく、防犯対策や不審者対応訓練にも役立てられるICTシステムを活用してみてはいかがでしょうか。

▼総合保育管理システム うぇぶさくら
https://web-sakura.jp/

弊社でもうぇぶさくらを取り扱っておりますので、お問い合わせはお気軽にどうぞ!
https://moqul.net/contact

まとめ

  • 自分の身を守る大切さをわかりやすく覚えるため考案された、防犯標語「いかのおすし」
  • 万が一の事態に備え、普段から保育園でも不審者対応訓練を行うことが重要
  • 不審者対策にICTシステムを活用することで、業務効率アップ
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