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24時間稼働する工場・物流拠点の送迎、シフト制企業の運用ポイント【社員送迎バス活用シリーズ第7回】

従業員の送迎バス

2026/09/30 (更新日:2026/09/05)

【連載シリーズ 第7回/全8回】社員送迎バス活用シリーズ
第1回はこちら:社員送迎バスとは?導入メリットと運転手不足時代の確保のポイント
第2回はこちら:社員送迎バスのよくある不満、現場の改善ポイント
第3回はこちら:運転手不足時代の社員送迎バス、自社雇用かドライバー派遣か
第4回はこちら:社員送迎バスに必要な免許・法令をおさらい
第5回はこちら:通勤手当と送迎バス、コストはどちらが安い?比較のシミュレーション
第6回はこちら:外国人材の採用と社員送迎バス

第1回でも触れた通り、24時間稼働する工場や物流拠点は、社員送迎バスのニーズが特に高い現場です。今回は、シフト制勤務ならではの運用上の注意点を、より詳しく見ていきます。

シフト制勤務特有の通勤課題

日中に決まった時間だけ運行すればよい通勤バスと異なり、シフト制の現場では、早朝・深夜を含む複数の時間帯に送迎が必要になります。公共交通機関がすでに運行を終えている時間帯や、始発前の時間帯の勤務者もいるため、送迎バスがなければ通勤手段そのものが確保できないケースも少なくありません。

24時間体制の現場の事例

空港で働くスタッフの送迎を行っているケースでは、フライトスケジュールに合わせて、早朝から深夜まで幅広い時間帯にスタッフの出退勤が発生します。空港という性質上、公共交通機関のダイヤに勤務時間を完全に合わせることは難しく、送迎バスが従業員の生活を支える重要なインフラになっています。

こうした現場では、単に「通勤バスを走らせる」だけでなく、フライトの遅延など予定外の事態にも対応できる、柔軟な運行体制が求められます。

複数便・複数ルート運用の注意点

シフト制の現場で送迎バスを運用する際は、次のような点に注意が必要です。

  • 便数が多くなりやすい:シフトの数だけ送迎の時間帯が必要になるため、通常の通勤バスより便数が多くなる傾向があります
  • 運転手の勤務シフトも複雑になる:早朝・深夜の便を担当する運転手の確保・シフト管理が必要です
  • 従業員ごとに利用する便が異なる:どの従業員がどの便を利用するか、管理側で把握しておく必要があります
  • 遅延・変更が発生しやすい:勤務先の稼働状況(工場のライン状況、空港のフライト状況など)によって、送迎のタイミングがずれることもあります

位置情報共有の重要性が特に高い理由

早朝・深夜の便は、日中よりも運行本数が少なく、乗り遅れた場合の代替手段が限られます。従業員にとって「バスが今どこにいるか」を把握できることは、日中の通勤バス以上に重要な意味を持ちます。

特に冬場、積雪や路面凍結の影響を受けやすい地域では、屋外でバスを待つ時間そのものが従業員の負担になります。バスの接近状況を事前に把握できれば、待ち時間を必要最小限に抑えることができます。

次回は、シリーズの最終回として、社員送迎バスの導入検討から運行開始までの流れを、実際の運用の工夫とあわせてご紹介します。

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よくある質問

Q. シフト制の現場では、なぜ送迎バスの便数が多くなるのですか?

シフトの数だけ、早朝・深夜を含む複数の時間帯に出退勤が発生するためです。日中のみ運行する通常の通勤バスと比べ、運行時間帯・便数ともに増える傾向があります。

Q. 空港のように稼働状況が変動しやすい現場では、何に気をつければよいですか?

フライトの遅延など予定外の事態にも対応できる、柔軟な運行体制が求められます。従業員への位置情報・状況共有も、通常の通勤バス以上に重要になります。

Q. 早朝・深夜便で位置情報共有が特に重要なのはなぜですか?

早朝・深夜は運行本数が少なく、乗り遅れた場合の代替手段が限られるためです。積雪地域などでは、屋外での待ち時間を減らすためにも、接近状況の把握が役立ちます。

まとめ

  • 24時間稼働する工場・物流拠点・空港などでは、シフトの数だけ送迎の時間帯が必要になる
  • 便数の増加に伴い、運転手のシフト管理や複数ルートの運用管理が課題になりやすい
  • 稼働状況の変動(フライト遅延など)に対応できる柔軟な運行体制が求められる
  • 早朝・深夜便は代替手段が限られるため、位置情報共有の重要性が特に高い

この連載の記事一覧

  • 第1回:社員送迎バスとは?導入メリットと運転手不足時代の確保のポイント
  • 第3回:運転手不足時代の社員送迎バス、自社雇用かドライバー派遣か
  • 第4回:社員送迎バスに必要な免許・法令をおさらい
  • 第5回:通勤手当と送迎バス、コストはどちらが安い?比較のシミュレーション
  • 第6回:外国人材の採用と社員送迎バス
  • 第7回:24時間稼働する工場・物流拠点の送迎、シフト制企業の運用ポイント(この記事)
  • 第8回:社員送迎バス、導入から運用開始までの流れ(近日公開)


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