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異年齢保育・縦割り保育とは?導入のねらいや、メリット・デメリット

幼稚園、保育園運営

2022/03/18

さまざまな年齢の子どもたちが交流を楽しむ「異年齢保育」。思いやりの心や豊かな感性を育み、成長を促す重要な保育方法のひとつです。

この記事では、異年齢保育のねらいやメリット・デメリット、異年齢保育を行う際の注意点などを詳しく解説。異年齢保育を取り入れることで増える保育士の負担を軽減する、保育ICTシステムもご紹介します。

異年齢保育・縦割り保育とは?

「異年齢保育」とは、「縦割り保育」や「混合保育」とも呼ばれ、さまざまな年齢の子どもたちを集めて、遊びや生活の場をともにし、交流させる保育の方法です。

通常、保育園や幼稚園では、同年齢のクラスに分かれて活動することが多いですが、異年齢保育では0歳〜5歳児が施設全体で一緒に活動します。

全年齢を含めたグループ分けをするほか、低年齢クラス(0歳児〜2歳児)、高年齢クラス(3歳児〜5歳児)とグループを2つに分けて活動する場合もあります。

異年齢保育の取り入れ方は園によって異なり、毎日一定時間設けたり、週に数日だけ行ったり、月に一度イベントとして開催するなど、幅広い形で実施されています。

昔は各家庭に兄弟や姉妹がいて、自然に年上や年下の子どもと触れ合ってきましたが、現在は少子化によってその機会が減りつつあります。
異年齢保育は、そんな時代だからこそ取り入れたい、子どもがお互いを刺激し合いながら、共に成長していくことが期待できる保育方法です。

異年齢保育・縦割り保育のねらい

異年齢保育は、さまざまな年齢の子どもたちが集まるため、なぜ行うのかという目的をはっきりさせておかないと、園児や保育士にとって負担になる可能性があります。

異年齢保育には、主に下記のようなねらいがあります。

ねらい1:協調性や社会性を身につける

大きなねらいの一つが、さまざまな年齢の子と関わる場を設けることで、協調性や社会性を養うことです。

同年齢保育だと子ども同士の関係が横並びになりがちで、競争的な側面が強く出てしまうこともありますが、異年齢では気持ちの伝え方やとらえ方も変わります。

「みんなで楽しむにはどうしたら良いのか?」と考えたり、「自分とは違う考えの子もいるんだ」と知ったり、いろいろな立場や価値観に触れて、自分と異なる存在を受け入れることができるようになります。

ねらい2:思いやりの心を育む

それぞれの年齢で、できることには差があります。
異年齢保育はその違いを知ることができる場でもあります。

年上の子は年下の子を思いやって、できないことを手伝ってあげたり、積極的に面倒を見てあげたりすることが自然にでき、年下の子たちは、兄さんお姉さんの行動を見て、自分も同じようにやってみようと、意欲を抱くきっかけにもなるでしょう。

お互いに刺激し合うことで、他者への思いやりの心を育むことができます。

ねらい3:生きる力を養い、成長を促す

異年齢保育の場では、まだ言葉が上手く理解できない年下の子に対して、年上の子が言い方を工夫しながら気持ちを伝えることもあるかもしれません。

コミュニケーション能力を向上させ、人間関係の構築の仕方も自然と学べる貴重な機会といえます。

年下の子が年上の子の積極的に挑戦する姿に影響され、チャレンジ精神が育つことにもつながるでしょう。

異年齢保育の優れた特徴は、言われたから行うのではなく子どもたちが自発的に行うようになるという点。生きる力、人間力の育成に大きな効果があると考えられています。

異年齢保育・縦割り保育のメリット・デメリット

さまざまな効果も期待できる異年齢保育ですが、取り入れることでメリットに加え、デメリットもあります。

どのようなメリット・デメリットがあるのか理解した上で、保育計画に取り入れていくことが大切です。

異年齢保育・縦割り保育のメリット

異年齢保育のメリットは、成長の差や個人差が目立ちにくいことです。
幼児期は成長のスピードに差が出やすく、4月生まれと3月生まれの子で発達状況が大きく異なることもあります。

異年齢保育なら年齢の幅が広いのでその差が目立たず、成長の遅い子どもたちがコンプレックスを感じることも少なくなるでしょう。

また、異年齢保育を取り入れることで、年上・年下の友だちを作ることができ、交流の幅や活動の場所が広がることが期待できます。

年下の子どもが年上の子を目標にして行動することができ、クラスの状態も安定する傾向にあります。

異年齢保育・縦割り保育のデメリット

異年齢保育のデメリットは、他の年齢の子どもたちとの交流がストレスになる場合もあるという点です。

年下の子が年上の子にいじわるをされてしまう、年下の子がルールを守らず年上の子がイライラしてしまうなど、年齢の異なる子ども同士の交流によってトラブルが起きる可能性も。

また、保育士がさまざまな活動の準備をする際、成長に合わせた内容を用意できなければ子どもたちは難しいと感じてしまい、積極的に取り組まないことも考えられます。

年上の子も年下の子も興味を持って活動できる保育内容の考案が必要となるため、準備や環境を整えるために保育士の負担が増えることもあります。

異年齢保育・縦割り保育の注意点

実際に異年齢保育を行う際には、いくつか注意点もあります。

まずは安全面に細心の注意を払うことです。子どもたちに約束事やルールを伝え、安全に活動する意識も持たせた上で活動を開始します。

さまざまな年齢の子どもたちが集まって遊びが展開されますが、年齢によって運動能力は異なるため、安心してのびのびと活動できるよう、広い視野で環境を見直し、安全面から整えることも重要です。

また、年上の子どもだけに負担が集まらないように配慮しましょう。
年下の子どもの対応に困っていたり、お世話をしなければと感じて本人が楽しく遊べていないと、本来の異年齢保育のねらいとはズレた活動になってしまいます。

子どもたちをしっかりと観察し、ストレスを感じているようなら丁寧にフォローすることが大切です。

保育ICTシステム「うぇぶさくら」で保育士の負担を軽減

異年齢保育のデメリットの部分でもご紹介しましたが、異年児保育を取り入れると、それぞれの年齢で興味を持って取り組める活動内容の考案や、そのための準備が必要となり、保育士の負担が増える場合があります。

そんな時に役立つのが、保育園や幼稚園の先生たちの希望から生まれた総合保育支援システム「うぇぶさくら」です。

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単純なコスト削減だけではなく、業務負担の軽減により先生たちの本来の仕事である園児たちとの触れ合いに時間をかけることができ、モチベーションアップや離職率の低減につながります。

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まとめ

  • 異年齢保育とは、さまざまな年齢の子どもたちを集めて交流させる保育の方法
  • 協調性や社会性を身につけ、思いやりの心を育むなどのねらいがある
  • 成長の差が目立ちにくいメリットがあるが、保育士の負担が増えるデメリットも
  • 安全を確保し、負担やストレスにならないよう子どもたちの様子を観察することが必要
  • 「うぇぶさくら」で業務を効率化し、異年齢保育に伴う負担も軽減
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