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運行管理者資格とは?取得方法や難易度、取得するメリットを紹介

お役立ち情報

2022/05/20

運行管理者は事業用自動車の安全運行を管理するスペシャリストです。
運転者の勤務管理や、健康状態の把握など、さまざまな業務を担い、運行の安全を確保します。

一定の台数以上の事業用自動車を保有している場合には、運行管理者の選任が義務づけられており、運行管理者になるためには国家資格の取得が必要です。

この記事では運行管理者の仕事内容や資格取得の方法、試験の難易度や資格取得のメリットなどについて詳しく解説し、運行管理者の業務効率アップに効果的な運行監視システムもご紹介します。

運転管理者とは?

営業用自動車運行の安全体制の確立のために、中心的な役割を果たすのが、運行管理者です。

トラック、バス、タクシーなどの自動車運送事業者を始め、一定数以上の事業用自動車を有している全ての事業所の営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を置くことが義務付けられています。

原則として国家資格を取得した者でなければ運行管理者として選任されません。

営業車は公共の道路を使用し、一般車や歩行者と混在して走行します。
重大事故の発生などを受け、近年ますます営業車の安全確保に対する社会的要求が高まっています。

運行管理者は法律に基づき、乗務割の作成、休憩・睡眠施設の保守管理、運転者の指導監督、点呼による運転者の疲労・健康状態の把握や安全運行の指示などを行います。

具体的な仕事内容は多岐に渡り、重要な役割を担う業務といえます。

運転管理者資格取得の方法や試験内容

運行管理者資格は、国土交通省が認定している国家資格です。
この資格を取得するには、大きく分けて2つの方法があります。

それぞれの方法を詳しく解説します。

運行管理者試験に合格する

一つ目の方法は、「運行管理者試験」に合格し、資格を取得する方法です。

運行管理者の資格試験は、 貨物と旅客の2種類に分かれています。

試験内容は、「貨物自動車運送事業法・道路運送法」など、運行管理者の業務内容の把握や、自動車事故に関する規則・法律を問うもの。

また、車両登録、自動車検査など車の保守点検についての「道路運送車両法」、飲酒運転や過労運転などの法律に関する「道路交通法」、運転者の休息時間や拘束時間、労働条件などの知識が問われる「労働基準法」も試験内容に含まれています。

運行管理者試験を受けるには、次のいずれかの要件を満たしていることも必要です。

  • 運行管理に関して1年以上の実務経験があること
  • 国土交通大臣が認定する講習実施機関において、試験の種類に応じた基礎講習を修了しているか、修了予定であること

実務経験などの要件を満たす

取得しようとする運行管理者資格者証の種類(一般乗合旅客、一般乗用旅客、特定旅客、貨物)ごとに、それぞれに応じた種別の事業用自動車の理・運行について5年以上の実務経験があることが要件となります。

また、その間に運行の管理に関する講習を5回以上受けていること、そのうち少なくとも1回は基礎講習を受講していることも必要です。

運転管理者資格の難易度・合格率は?

運行管理者資格試験は、バスやタクシードライバーが受験する「旅客」と、トラックなど運送・物流関連が受験する「貨物」とで難易度が多少異なります。

過積載や飲酒運転による交通事故の影響で、運行管理者の責任は年々重くなる傾向にあります。
このような社会的状況に比例して、運行管理者資格試験の難易度も上がっており、今後もその傾向は続くと予想されています。

合格率は、2021年度のデータを参考にすると、「旅客」が34.5%、「貨物」が32.3%となっています。

合格基準は、総得点が60%以上、出題分野ごとに正解が1問以上であること。
さらに、7問が出題される「その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力」に関しては、正解が2問以上であることが要求されます。

▼参考
公益財団法人 運行管理者試験センター「令和3年度第2回試験の実施状況」
https://www.unkan.or.jp/after/

運転管理者資格を取得するメリット

資格取得の難易度が高い「運転管理者資格」ですが、取得するとさまざまなメリットがあります。

主なメリットを3つご紹介します。

昇給・昇進が可能

事業所では、営業車・社用車の保有台数に運行管理者の配置が義務付けられています。

会社にとっては運行管理者の資格取得者を配置することが営業上必要となっているため、運転管理者資格を取得することが、昇給や昇進の条件になっていることが多いです。

会社の規定により金額は異なりますが、資格手当として、数千円から数万円が支払われる会社もあります。

長期に渡り安定して勤務できる

運行管理者は、原則としてデスクワークになります。

ドライバーとして不規則な勤務で運転し続けることもなく、事故を起こすリスクもありません。

待遇も安定しており、長期的に働きやすいのが大きなメリットの一つです。

就職・転職が有利

運行管理者は、事業用自動車を保有している営業所では必ず配置する義務があるので、幅広い業界で活躍できます。

貨物トラックの運送会社での勤務から、タクシーやバス、鉄道などの他の運輸業界に転職することも可能です。

運行管理者の資格取得自体が比較的難しいので、運行管理者取得者のニーズは高く、新たな仕事を探す場合にも非常に有利な資格です。

運行管理システム機能搭載の「モークル」で業務効率アップ

取得することで多くのメリットがある運行管理者資格ですが、資格取得後に実際に働くとなると、業務は多岐に渡り、運行管理者の仕事は多忙を極めます。

そんな忙しい運行管理者の業務効率アップに効果的なのが、運行管理システムです。

運行管理システムは、運転日報の作成やドライバーの運転診断、社用車の現在位置の把握などが可能で、複雑な事務作業にかかる時間を大幅に削減することが期待できます。

送迎バスの位置情報通知システム「モークル」には、パイオニアの運行管理システム「ビークルアシスト」を標準装備。インターネットで簡単に使える運行管理システムを無料で利用できます。

バスの位置情報をリアルタイムで把握でき、事故や危険運転の際にはドライブレコーダーで映像を送信。毎日の運行管理に役立つ、運転日報の自動作成機能もあります。

急ブレーキ・急ハンドルなどの事故につながる危険運転時には、音声と画面の表示でドライバーに警告。危険度を点数化でき、ドライバーへの適切な運転指導にも役立ちます。

運行管理者の業務を効率化させ、バスなどの利用者の満足度も高められる「モークル」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 事業用自動車運行の安全体制を確立するために、中心的な役割を担う「運行管理者」
  • 国資格取得には、試験に合格するか実務経験などの要件を満たす、2つの方法がある
  • 取得すると、昇給・昇進が可能、長期に安定した勤務が可能、就職・転職が有利などのメリットが
  • 多岐に渡る運行管理者の業務効率アップのために、運行管理システムの導入が効果的
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